菅野智之のトレードはあるのか?オリオールズの現状と菅野智之の評価

2025年シーズン開幕をMLBで迎えた菅野選手ですが、35歳という年齢でのMLB移籍ということもありオールドルーキーと言われシーズン開幕を迎えました。

開幕当初、ア・リーグの人気球団で実力者揃いのチームということもあって菅野選手の評価はそれほど高いものではありませんでした。

しかしながら7月11日現在の菅野選手は先発投手として18試合に登板し7勝をあげており開幕前の評価を上回る活躍をしています。

オリオールズ自体のチーム状況は?というと開幕から着実に勝ち星を重ねている菅野選手の活躍とはリンクしておらず、現在ア・リーグ東地区最下位という状況です。

7月末で選手のトレード期限をむかえるということもあり両リーグで優勝・ワイルドカード争いをするチームにとって選手補強は重要なポイントであり各球団の動向が気になるところです。

このような状況のなか、菅野選手の活躍がチーム状況と相まってトレード市場で名前があがり始めています。

菅野選手のトレードはあるのか?考察していきたいと思います。

尚、菅野選手のプロフィールについてはこちらのブログをご参照ください。https://goblogikeoyaji.com/sugano-tomoyuki_majorleague_rookie_goodplayer/

目次

オリオールズのチーム状況

出典:MLB.com

7月11日時点でシーズン92試合消化しており、42勝50敗で勝率0.457 ア・リーグ東地区5位という成績です。

また、チーム防御率4.87(得点387 失点464)、チーム打率0.239でワイルドカード争いでア・リーグ10位という現状です。

チームは一昨年の2023年は2014年以来となる地区優勝、昨年2024年もワイルドカード枠を獲得しポストシーズン進出を果たしており、今季もワイルドカード争いの有力候補にあげられていました。

今季はシーズン開幕から低迷が続き、ついには5月中旬に監督解任という事態になりました。

今季15勝28敗と低迷するボルチモア・オリオールズは、ブランドン・ハイド監督(51)、捕手インストラクターのティム・コシンズ氏も同時に解任された。 暫定監督には三塁コーチのトニー・マンソリーノ氏が就任する

引用元:MLB.com

監督解任後のチーム成績は少しずつ上向いているものの、ア・リーグ東地区最下位という現状には変わりない状況です。

菅野智之の評価

出典:Full-Count

オールスターゲーム前までの成績は、18試合に登板し7勝5敗 防御率4.44 被本塁打数は19という成績です。

また、投手の評価基準としてWHIP(1イニングあたりどれだけ走者を出したか)というものがありこの数値の平均値は1.20~1.40とされています。

菅野選手のWHIPは1.30と現状では平均値のなかにあり、勝ち星とともに先発投手として十分な活躍をしています。

その一方で、先発投手として立ち上がりに課題があり投球数も多いという評価もされています。

ヤンキースの菅野智之は中5日で15度目の先発に臨み、3回2/3で89球を投げ、7安打3失点で防御率は3.55になった。前々回のブレーブス戦、前回のエンゼルス戦に続き、五回もたずに降板。チームは3-5で勝利し、菅野に勝敗はつかなかった。(2025/6/21)

引用元:MLB.com

立ち上がりに課題はあるものの、要所ではしっかりと抑える投球もしており先発投手としてチームに貢献していることは間違いありません。

菅野智之のトレードはあるのか

出典:週間ベースボールオンライン

オリオールズのチーム状況は決して良いとは言えず、シーズン後半の戦い方・チームの方針によっては有力選手であってもトレードの対象となる可能性は高いと考えられます。

2025年シーズン開幕に際し、オリオールズがトレード期限前に売り手に回る可能性があると予想した人はほとんどいなかっただろう。ガナー・ヘンダーソンアドリー・ラッチマンという若手スターを擁し、2年連続でプレーオフに進出。今季も地区優勝の筆頭候補とされたものの、オリオールズは35勝47敗と苦戦し、厳しい状況に立たされている。

引用元:MLB.com

チームとして後半巻き返しを図るための補強をするのか、または来季も気据えた戦い方をするのか厳しい選択を迫られています。

仮にオリオールズが売り手に回るとなれば、菅野智之のようなベテランの放出は避けられない。16先発で防御率4.06と安定感を示す菅野、ベテラン先発のザック・エフリン、好守の中堅手セドリック・マリンズ、打撃好調のベテラン勢3人(ライアン・オハーンラモン・ローレアーノゲーリー・サンチェス)、そしてベテラン救援投手3人(アンドリュー・キットリッジセランソニー・ドミンゲスグレゴリー・ソト)。このように、今季限りで契約が切れるめぼしいベテラン選手が、今のオリオールズには多い。

引用元:MLB.com

チームの考え方次第では、先発投手としてチームに貢献している菅野選手であってもトレード要員として放出される可能性は十分高い状況です。

まとめ

今シーズンはオリオールズの先発投手として安定感のある活躍をしている菅野選手ですが、ルーキーイヤーでありながらトレード要員となる可能性が高い状況です。

防御率や奪三振数では目立たないもののピンチの場面で相手打者を抑える投球術などは、ポストシーズンを見据えている球団にとっては菅野選手獲得に動く可能性もあります。

菅野選手自身は今シーズンはオリオールズで投げ切りたいという思いが強いと思いますが、日本の野球ファンの多くは菅野選手ガンバレ!と応援していると思います。

私と同じくポストシーズンまで日本人選手の活躍を見たいと思っている日本の野球ファンは多いと思います。

いずれにしてもMLBプレイヤーとして菅野選手の活躍を見続けたい、と心から思うと同時に菅野選手ガンバレ!と応援していきたと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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